日光を避けると病気になる?

    この記事の目次
  1. 日光を避けることの副作用
  2. 日光で生成されるビタミンとは?
  3. 東洋医学的な日光の意味
  4. 日光不足にはどうすればよいのか?

日光を避けることの副作用

ここ数年女性の日傘を多く見るようになったと思います。子供のころは一部の方だけだったような気がしますね。特にコロナの流行でさらに日光を浴びない生活に拍車がかかっていると思います。
この日光を避けることの弊害はご存知でしょうか?
我々人間の皮膚では日光を浴びることによりコレステロールからビタミンdを生成しています。これ以外に食品からも摂っていて、鰯一尾と夏30分の日光浴で生成されるビタミンdはほぼ同じ量になります。
我々日本人はビタミンdがかなり不足状態だと言われています。。

日光で生成されるビタミンとは?

ビタミンdの作用は骨の形成免疫機能、精神安定に関わってきます。
子供のころ幼稚園で肝油ドロップをもらった方も多いのではないでしょうか?肝油にはビタミンdが豊富で骨格形成を目的として肝油ドロップのメーカーが主に幼稚園などに営業をかけて広めた歴史があります。
免疫と関わってくるのがアレルギー、免疫性疾患、以外かもしれませんが、腸内は常に免疫機能が悪玉菌と戦っているのでビタミンd不足は腸内環境悪化にもつながります。
ビタミンD不足とうつ病には関連性があるという論文もあるようです。

東洋医学的な日光の意味

東洋医学的には日光を浴びることは陽気を受け取ることになります。特に朝日は気が豊富と言われています。
たまに早朝の散歩をすることがありますが、気持ち良いですね。豊富な気の影響かもしれません。
太極拳も中国では早朝の講演でやっているイメージです。おそらくそうした影響を考えてのものでしょう。

日光不足にはどうすればよいのか?

そこで日光を浴びる方法ですが、残念ながらガラス超しの日光ではあまり意味がありません。ビタミンd生成に必要なuvbはほとんどガラスで遮られてしまいます。なので、車や家の中では効果がありません。
なるべく皮膚を出して散歩などするのが良いですね。
それ以外に食べ物に代わりに日光浴してもらう方法があります。シイタケやえのきなどを日光に干して食べる、切り干し大根なども良いです。
ビタミンDはある程度貯金可能で15日くらい保たれるようです。なので、天気や買い物の都合に合わせて日光浴、ビタミンDの多い食品などを食べたりして増やせますね。 ちなみに、犬猫や鳥などが自分の毛を舐めるのは日光浴でできたビタミンDを吸収するという意味もあるようです。

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本文章は鍼灸国歌免許資格者が書いております。

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