治療がうまくいかないパターン
時々見るパターンです
鍼をすると体調が良くなる、しかしそれだけでは不十分さを感じ、アドバイスする、しかし患者さんは何もしない。
日ごろの生活に問題があるため症状が戻る、また、施術、そして一旦改善、しかしまた元に戻る。
それが続くと、やがて「体調が良くなるのはやった時だけ」とか不満を持ち始めます。
なぜうまくいかないのか?
あなたはどうですか?治しに来て、治らないんだからやわらぎ治療室の性だ、と言うでしょうか?
もし、その患者さんが貧血で、それが要因となって肩こり、頭痛となっていたらどうですか?それでも上手な鍼灸院なら治るのでしょうか?
上手に鍼を刺したら、体内の鉄分が増え、赤血球が増加しますか?
もしそんなすごいところがあるのならぜひ治療前に教えてください。
ビタミン不足があったら、鍼を刺すとビタミンが増えるのでしょうか?それができなければ鍼灸師の技術不足でしょうか?
身体に有害だとされている食品もありますが、そういったものも、上手な人が鍼を刺すと体内から消滅してしまうのでしょうか?
さまざまな必要栄養は数えきれないほどありますが、そういった認識はありますか?
逆に身体に害があるものもあると思います。そうしたものを食べ続けても治るものなのでしょうか?